医療脱毛とは
医療脱毛(レーザー脱毛)は、黒色に反応するレーザーを使用し、毛乳頭などの発毛細胞に熱を与え、破壊することで永久脱毛(※1)をする手法です。永久脱毛するには、発毛に関わる細胞を破壊する必要がありますが、医療従事者では無いものが細胞を破壊すると医師法17条に違反します。 そのため、医療従事者が行う医療脱毛でなければ、永久脱毛を行うことはできません。(※2) 一方エステ脱毛は一時的な減毛・抑毛効果を目的としたもので、クリニックのように高出力のレーザーは使用できないので発毛組織を破壊できず、時間が経つと再び毛が生えてきます。
※1 Food and Drug Administration Laser Facts
※2 第1 脱毛行為等に対する医師法の適用
以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。
(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為
引用:厚生労働省:医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて